人に伝わるように書けるようになりたい:)


by 22Dec2008

大学院生の仕事

しばらくご無沙汰しているけど、所属しているゼミのホームページを覗いてみた。
私、こういう言葉に弱いんだな。先生が書かれた何気ない一言に、かっこいいなってぽっとする↓

個人として、大学院生としてまずできることは表面的な情報に踊らされず、物事の本質を問い、その裏づけを調べる力をつけることだと思います。そのうえで、議論を喚起し、こうした問題を語れる仲間を増やし、巻き込んでいくことです。大学とは、もともと社会的事象の変化に敏感で、社会運動の指導的役割を果たす場所でしたが、日本ではもはやそうあることを止めてしまっています。がんばらなくても生きられる世の中になったこと、あからさまに正義を語ることへの躊躇、直接関係のなさそうな世界への無関心などが影響しているのでしょう。しかし、わが国際コースがこうした世の流れに沿ってしまっていては終わりです。なぜ悲劇は反復するのか、研究は政治の道具でしかないのか、過去の経験を活かすとはどういうことか。これらをじっくり考えて、自分の心を整えること、その上で周りを喚起すること、これが私たちの仕事でしょう。

先生の文章は迫力があるなぁ。あやふやなことをはっきりと言葉でかけるところも素晴らしい。けど、何か難しい。日本では、「自分で考えなさい」って言われるけど、きっとアメリカだと、それはどうやったらできるようになるのですか?と堂々と問われるのだろうな。そして、その問いにまじめに取り組むことも学問として認められるんだろうな。

アメリカにいて驚くことの一つは、非常に細かい領域にまで及ぶノウハウ本があることだ。個人的にノウハウ本はあまり好きではないけど、全く新しいことに直面したときには参考にはなる。なんか、優しさのようなものを感じる。それだけに頼るのは危ないと思うけど、なんか、特別な人だけがやれることじゃないんだよ、誰でもできうるんだよ、と語ってくれているようで優しい。そう考えると、アメリカは本当に優しい。マザースグループでも、母親になったことによるアイデンティティの変化、家族のダイナミズムの変化などにどう対応するかとかなど、非常に細かい心の動きも丁寧にひろっていく。日本にいたら、そこまで丁寧に一つ一つ意識しないだろうし、ガールズトークとして発散されてしまうだろうなと思うことも。多様な人が集まっている社会においてはコミュニティーを意識的に作っていかないけない。その基礎となるのは、そういう丁寧な作業なのかもしれないと、今ふとおもった。

話は大きく脱線してしまったけど、ちょっと大学院を遠くから眺めてみると、なかなかかっこいいことしてるじゃないかって思えてくる。先生のおっしゃることは、大学院の持つ役割の一つでしかないだろうけど、どんな時でもこの力はすごく必要なものだと思う。Mommy Daddy and Meグループで一緒の隣の隣のとなりに住むイスラエルから来ている友達はこれが良くできているから強い。今は育児において、表面的な情報に踊らされず、本質を問い、その裏付けを調べることをゆっくりとでもやっていけたらな。読んでいる本、少しづつでもここでまとめていくことからはじめようっと。

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去年の8月に行ったコイトタワーからの景色
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窓の下には、ここに来た人たちがおいて行った世界各地のコインが。
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サンフランシスコもバークレーも、こういう綺麗なお花の飾りがたくさんあって、真っ青な青空とともに街を明るくしてくれていてかわいい。
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by 22dec2008 | 2010-01-15 15:30