人に伝わるように書けるようになりたい:)


by 22Dec2008

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4ヶ月の日本滞在の後、無事にバークレーに戻ってきた。ただいまー。
日本と同じ7月とは思えない涼しさ。真っ青な青空にヨットで溢れるサンフランシスコベー、公園はバーベキューを楽しむ人々で賑わい、気軽に話しかけてくれるフランクな人たちと、今年の夏は爽快な夏になりそう。
曇り空から始まる朝も、午後にはいつもの真っ青な青空に変身。朝晩の冷え込みはバークレーの冬と変わらないけど、夜8時半ごろまで明るいのは一日得した気分にさせてくれる。
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夫撮影

この前の日曜日、車で40分のところにあるミュアウッズ国定公園に連れて行ってもらった。
日本にいるとき、近所の図書室でたまたま手に取った本が、「自然保護の父」と言われているジョン・ミュアについての本だった。
そのジョン・ミュアの名前にちなんで、この森は「ミュア」ウッズと名づけられている。
1890年、ヨセミテが国立公園になったのも、ジョン・ミュアの功績だ。
ジョン・ミュアとの偶然の出会いと再会に、訪れる前からわくわく。

実はその前日の土曜日に、ミュアウッズを目指し車を走らせた。
しかし、その前のMill Valleyという町にすっかり魅了され散策しているうちに時間はもうお昼過ぎに。
ミュアウッズへの入り口を探しても探しても見つからず、町の本屋で地図を立ち読みしていると、ミュアウッズはここから少し先の場所にあることが判明。急いで車を走らせたが、驚くほどの人と車!駐車場はもちろんまんぱん。こんなにも人を魅了する森とはどんな森なのか。ますます興味がかきたてられる。だから日曜日に、朝一番に到着して、リベンジを図った。

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鹿の親子に遭遇:)

時間はまだ8:30.けど、もうもっとも近い駐車場は満車。
なんと、特別キャンペーンで入場料が無料!100以上の国立公園がこのキャンペーンに参加しているそうだ。門をくぐると既に大きな木々に囲まれる。

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こんなに背の高い木は初めてだった。
木の香りも木漏れ日も、写真では到底表せない気持ちよさがそこにはあった。

森の中はすごく気持ちが良く、元気いっぱいになった。
妊婦でも車椅子でもベビーカーでもハイヒールのお姉さんでも楽しめるようになっている。
森の中に入る醍醐味の一つであるふわふわの土の上を歩いたり、自然の畏敬さを感じたり、思わぬ虫や植物にであったり、触れ合って楽しんだりすることはできないのは残念だったけど(たぶん他のトレールにはそういう場所もあるのかもしれない)、妊婦でも気軽に世界一背の高い木々の森を楽しめるのは、ちょっと傲慢な気もするけどありがたかった。だから、近くにいて観賞を楽しむ水族館や動物園に行っているような気分ではあった。

ここサンフランシスコでは驚くほど禿山が多い。ある人は、気候のせいで木が育たないからだと言う。しかし、ミュアウッズを見ているとそうではないことがはっきりと分かる。この場所だけ森が残っているのは、そもそもアクセスが不便で伐採ができにくかったということと、当時の連邦議会議員だったWilliam Kentとその奥様Elizabeth Thacher Kentが1905年に611acresの土地を$45,000 で購入し、そのうちの295acreを連邦政府に寄付し、当時の大統領のセオドアルーズベルトが国定公園と指定したからとのこと。

勉強になるし、ものすごい気分転換にもなるし、何よりとっても気持ちがいい。
けど、手付かずの森の中を歩いたあの感覚とは違う。
こんなに森に近いのに、なんだか遠い。
アメリカに来て驚いたことの一つは、大地や木々と、人が暮らす社会とが結構分断しているように見えること。
タイの感覚で森を見てしまうからなのか。これから探索していこうっと。
けど、正直、妊婦である今は、アメリカのこの自然との距離感がありがたい。長い目で見たら何がいいのかは分からないけど、まだ地球上に残っている大自然とそこでの暮らしをもっと知って行きたいという衝動だけは確かに沸き起こってくる。つれていってくれてありがとう!
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by 22dec2008 | 2009-07-22 05:49 | 旅行